フリーランスエンジニアで稼ぐには営業が大切!具体的な方法とは?

フリーランスエンジニアとして働くには営業活動は必須!効率的に案件獲得する方法とは??フリーランス

あなたがフリーランスエンジニアとして独立した際、かなり重要な活動の1つになるのが「営業」です。
営業とは、お客様から仕事を発注してもらうための活動の事です。
営業がうまく出来なければ、フリーランスエンジニアとして稼ぐことは難しいでしょう。

そこで今回は、フリーランスエンジニアの営業ではどんな方法がおすすめなのか?営業のポイントなどはあるのか?というような内容について、詳しく解説していきます。
この記事を読んで、フリーランスエンジニアの営業をしっかり理解していきましょう。

フリーランスエンジニアと会社員エンジニアの違いは?

パソコンを操作している手元

フリーランスエンジニアと会社員エンジニアの違いは、企業に雇用されているかどうかです。
会社員エンジニアは、会社員として企業に雇用されている状態なので、毎月決まった金額の給与を受け取ることが出来ます。
一方のフリーランスエンジニアの場合だと、自分で請け負った仕事の報酬分しか収入が無くなります。

フリーランスエンジニアの場合は、沢山の仕事をこなせばこなしただけ収入は入りますが、仕事を請け負うことが出来なければ、収入はゼロです。
会社員エンジニアの場合は、雇用主の企業と契約した分の給与しか受け取ることは出来ません。
しかし、会社員として契約されている以上、会社の業績に関わらず最低限の給与は受け取れます。

どちらの働き方にもメリット・デメリットはありますが、より多くのお金を稼ぎやすいのは、フリーランスエンジニアの方だと認識しておきましょう。

では、もしあなたがフリーランスエンジニアとして働いていて、より多くの仕事を受注するにはどうすればいいのでしょうか?
そこで大切なのが、「営業」という活動なのです。
次項で、フリーランスエンジニアの営業方法をご紹介していきます。

フリーランスエンジニアが営業をする方法

机に置かれたパソコンや小物

それでは、フリーランスエンジニアが具体的に営業をするにはどんな方法があるのか?
いくつかの方法をまとめてみたので、見ていきましょう。

自分のウェブサイトやSNSでの発信

営業活動の1つ目は「自分のウェブサイトやSNSでの発信」です。
フリーランスエンジニアとして独立する場合、多くの人は自分のことを発信するためのツールを持っているものです。
独立するために作った「自社ウェブサイト」でも、TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSでもOKです。

こういったプラットフォームを利用して、「自分はどんな仕事ができるのか?」「どんな強みがあるのか?」などを発信し続ければ、その投稿を目にしたクライアントから声がかかることがあります。
また、実際にクライアントになりそうな人と出会った場合に自分のことを簡単に伝えられるよう、こういった発信ツールを持っておくのは重要です。

出会ったその場では伝えられない事も、後から見てもらう事が出来るでしょう。
フリーランスエンジニアとして独立した際は、ウェブサイトやSNSアカウントを必ず作るようにしましょう。

セミナーや交流会への参加

営業活動の2つ目は「セミナーや交流会への参加」です。
フリーランスの業界では、様々なセミナーや交流会が開かれています。
知人のフリーランスに紹介してもらいセミナーなどに参加してもいいですし、インターネットなどで検索した交流会に参加しても仕事を得るきっかけになるでしょう。

セミナーや交流会に参加することで、フリーランスエンジニア業界の新しい情報を得ることも出来ます。
またその情報を元に、今から身に付けていくべきスキルを知ることが出来るかもしれません。
フリーランスエンジニアになると、会社員エンジニアと違って、行動しなければ新しい人脈が形成されません。なので、セミナーや交流会をうまく活用して新しいコネクションづくりに役立てましょう。

友人や知人に紹介してもらう

営業活動の3つ目は「友人や知人に紹介してもらう方法」です。
まずあなたが、フリーランスエンジニアとして独立した際には、交流のある友人や知人に「独立したこと」を伝えておきましょう。
独立したことを相談するだけで、繋がりのあるクライアントを紹介してもらえるかもしれません

また、友人や知人の中にもあなたの持っているスキルを必要としている人がいる可能性もあります。
そうした場合には、直接仕事の依頼を受けることが出来るので、非常に効率的な営業方法となります。

友人や知人に独立したことを伝えておいて、名刺を配っておくだけでも何かのきっかけであなたのことを思い出してくれる可能性は高いです。
そこまで難しい営業活動では無いので、必ずやっておかれることをおすすめします。

チラシを作成してアピールする

営業活動の4つ目は「チラシを作成してアピールすること」です。
チラシには以下の様なことを掲載すると効果的です。

  • これまでの経歴
  • 現在のスキル
  • 保有資格
  • 自分のこの先の方向性
  • 作成した作品

こうした情報を一目で見られるチラシに表示させることで、より広い人にあなたを知ってもらうことが出来ます。

また、チラシと同様の効果で重要なのが「ポートフォリオ」です。
チラシはオフラインでの宣伝に活用しますが、ポートフォリオであれば同様の情報をオンラインでアップできます。
上記に記載したような情報が一目でわかるポートフォリオを作成されることをおすすめします。
自分の成果物を掲載する場合は、実際にこなした案件実績を記載するだけでなく、趣味で制作した成果物もあわせて掲載するのがポイントです。

依頼されてこなした作業内容だけを掲載すると、それに関連した仕事依頼しか受注できません。
一緒に自分の趣味で制作した成果物を掲載することで、あなたの好きな仕事を受注できる可能性も出てくるのです。
幅広い作業に対応できることをアピールできた方が、クライアントの幅も広がり仕事を受注しやすくなるでしょう。

営業メールの送信

営業活動の5つ目は「営業メールの送信」です。
世の中には様々な企業があり、優秀なITエンジニアを探している企業は沢山あります。

そこで、インターネットに掲載されている企業のウェブサイトから直接営業メールを送ることもおすすめの方法です。
営業メールを送っただけで、簡単に契約を結んでくれる企業は中々ないかもしれませんが、タイミングが合えばあなたのことをアピールする事には繋がります。

営業メールを送る際に、気を付けておきたいことは以下のような事です。

  • どんな作業が得意なのかを必ず書く
  • 今までの具体的な実績を載せる
  • 文章を書く勉強をし、分かりやすい内容にする

ビジネス文章の書き方については、書店で本を購入したり、インターネットで調べたりすれば沢山掲載されています。メールを作成する前に文章の書き方を学んでから送信することがおすすめです。

飛び込み営業を行う

営業活動の6つ目は「飛び込み営業を行うこと」です。
飛び込み営業とは、事前に自分と契約をしてくれそうな企業に連絡を入れ、アポを取って実際に対面で自分を売り込む方法です。

いきなり何の信頼関係もないエンジニアからの連絡なので、相手にされないケースも多いですが、自分の話を直接聞いてもらえることはかなり効果的です。
飛び込み営業を行うこと自体、かなり勇気がいる方法なので、仕事に対する熱意をクライアントに伝えやすい営業活動だといえるでしょう。

営業を受け入れてくれる企業に訪問する際は、極力手短にあなたの事が伝えられるようポートフォリオの作成は必須です。見ていて分かりやすいポートフォリオを作成し、営業活動を行いましょう。

クラウドソーシングサイトを活用する

営業活動の7つ目は「クラウドソーシングサイトを活用すること」です。
有名なクラウドソーシングサイトには「ランサーズ」や「クラウドワークス」があります。

これらのクラウドソーシングサイトには、作業をしてもらいたいと思っているクライアントが沢山案件を掲載しています
掲載されている案件の中から自分が好きな案件を選べるため、かなりスムーズに仕事を手に入れることが出来るでしょう。

ただし、注意点としては「手数料」です。
クラウドソーシングサイトでは、クライアントを紹介してくれる代わりに、20%程度の手数料を取られてしまいます。
そのため実際に作業をこなしたら、自分の手取りがかなり少なくなってしまったというケースもあるので、その辺りを含め、クライアントと交渉をしなければいけません。

クラウドソーシングサイトを足掛かりにして、直接取引が行える企業を探していくことも視野に入れて活用しましょう。

ビジネス系のマッチングアプリを活用する

営業活動の8つ目は「ビジネス系のマッチングアプリを活用すること」です。
マッチングアプリの中には「ビジネスパートナー」を募集しているアプリもあります。

Yenta、fatch、LinkedInなどのアプリが有名で、どのアプリでもITエンジニアを探しているクライアントと出会う事が可能です。
どのアプリも、無料で登録をすることができるので、フリーランスエンジニアとして独立した際には、アカウントを作っておかれることをおすすめします。
アプリによっては有料プランもあり、さらに詳しいプロフィールなどを掲載できるようになるので、非常に便利なツールです。

フリーランスエンジニアが営業を行う際のポイントとは?

電球のイラストとパソコン

ここまでで、フリーランスエンジニアが行うべき営業活動をいくつかご紹介してきました。
これらの営業活動をさらにうまくいかせるためには、いくつかのポイントがあります。

ここでは、フリーランスエンジニアが営業活動を行う際にどのようなことに気を付けていけばいいのか?
について、ポイントを5つほどご紹介していきます。

自分の強みや弱みをきちんと理解しておく

1つ目のポイントは「自分の強みや弱みをきちんと理解しておくこと」です。
フリーランスエンジニアとして契約を結ぶには、クライアントにあなたのことを「優秀な人材だ」と思わせることが必要です。

世の中には無数のフリーランスエンジニアがいて、そのエンジニアの中からあなたが選ばれなければいけません。
クライアントが探している人材のニーズと、あなたが得意とすることがマッチングしなければ、契約を結んでもらう事は出来ないでしょう。
その為に、あなたはしっかりと自己分析をしておく必要があります。

  • 自分の強みは何なのか?
  • 自分の弱みは何なのか?今後どう改善していくのか?
  • クライアントが求めているニーズに合っているのか?
  • 他のエンジニアとは違う魅力は何か?

これらの項目を自分なりにきちんとまとめておいて、いつでも言語化できる状態にしておきましょう。
そうすれば、営業活動がよりスムーズに進みます。

クライアントの要望をきちんと理解する

2つ目のポイントは「クライアントの要望をきちんと理解すること」です。
あなたがどんなに優れたエンジニアだったとしても、クライアントが求めている人材とマッチしなければ契約を結んでもらう事は不可能です。

クライアントが求めている作業内容はどんなことなのか?その作業内容をどれくらいの時間でこなせるのか?をきちんと理解しようとする姿勢を持って、営業を行っていきましょう。

コミュニケーション能力を高める

3つ目のポイントは「コミュニケーション能力を高めること」です。
フリーランスエンジニアになった場合、一人で黙々と作業をこなす姿をイメージされるかもしれません。

しかし、フリーランスエンジニアとしてかなり重要なポイントは「コミュニケーション能力」なのです。
人と全く話せないのに、新しい仕事を請け負うのはかなり難しいでしょう。

会社員エンジニアであれば、上司から指示された作業をこなすだけで給与は発生しますが、フリーランスエンジニアになるとそういったことはありません。
あなたのコミュニケーションスキルを使った営業を行いながら、新規クライアントを探していかなければいけないのです。

幸いなことにコミュニケーション能力というのは、より多くの人との会話や、メールのやりとりで磨かれていきます。何度も営業活動を繰り返しながら、コミュニケーション能力を磨いていく癖をつけていきましょう。

報酬額を決めておく

4つ目のポイントは「報酬額を決めておくこと」です。
どれくらいの作業内容を、「いくらで出来るのか?」ということは、クライアントが契約を交わすうえでかなり重要な要素になります。

あなたがお店で商品を買う時に「どんな品質の商品が、いくらで売っているのか?」ということを見定めるように、クライアントもあなたのことを品定めしているのです。
ポイントとしては、「他のフリーランスエンジニアがどんな作業をどれくらいの報酬で受けているのか」を調べて、判断基準を設けておくことでしょう。

あなたの中で「この報酬より高ければ請け負う」というような判断基準があれば、契約打ち合わせの際に、そのことを明確に伝えられます。
あまりに高額な基準であってもダメですし、逆に安すぎる報酬設定でも能力を疑われてしまうかもしれません。ほどほどの基準額を考えてみましょう。

清潔感のある外見を維持する

5つ目のポイントは「清潔感のある外見を意識すること」です。
フリーランスエンジニアは、基本的にデスクワークなので外見に無頓着な人も多いです。

しかし、人は初対面の人を「非言語的な部分」で判断します。
つまり、見た目の清潔感があった方が、きちんとした人だと認識されやすいのです。
無理に高価な服を着る必要はありませんが、常に清潔感のある外見が維持できるように、身なりに気を遣っておきましょう。

フリーランスエンジニアが営業を行う時はここに注意!

ノートパソコンと女性

フリーランスエンジニアになって、営業活動をする際に、是非とも気を付けておいて頂きたいことがあります。
どんなことに注意をすればいいのか?を詳しく解説いたします。

クライアントにニーズが無いのに売り込み続けない

フリーランスとして営業を行う際。「クライアントにニーズが無いのに売り込みを続けること」はよくありません。
クライアントはあなたのスキルを必要としていないにも関わらず、しつこく営業を行っていては、満足できる仕事を請け負う事は出来ないでしょう。

飛び込みで営業を行う際にも、どうしてその企業に声をかけたのか?を明確に表現できるよう準備をしておくことが大切です。

出来るだけ多くのクライアントに声をかける

フリーランスになって営業を行う時は「出来るだけ多くの企業に声をかけること」をやってみましょう。
フリーランスになると、信用ゼロの状態からスタートするため、基本的には殆どの企業から相手にされません。

数社に偏ってしつこく営業を行うよりも、広く浅く営業活動を行ってみるのも一つの方法です。
多くの企業に声をかけ、リアクションが良さそうな企業にさらに踏み込んだ話を持ち掛けていくと、新規クライアントをスムーズに獲得しやすいでしょう。

仕事の安請け合いは絶対にしない

フリーランスエンジニアとして仕事をする際には絶対に「仕事の安請け合い」をしてはいけません。
フリーランスエンジニアは、クライアントから受け取る報酬で生活を賄っていきます。

仕事の安請け合いを行っていると、作業量の割に貰える報酬が少なくなり、いつまで経っても生活が安定して来ないのです。
一定の基準を設けておいて、その基準を下回る金額を提示された場合には、勇気を持って断ることも大切です。
その方が、長い目で見るとあなたの信用を高めてくれることでしょう。

フリーランスエンジニアは営業をしなくても仕事が貰えることがある?

パソコンを手に持ちながら操作している男性

フリーランスエンジニアの中には「営業を全くせずに仕事を受注する人」もいます。
そんなエンジニアになるためには、どうすればいいのでしょうか?2点ほどご紹介いたします。

実績を積み重ねればクライアントから声がかかる

営業をせずに仕事を請け負うには「実績を積み重ねること」が大切です。
クラウドソーシングサイトなどを活用して、積極的に仕事を請け負っていきましょう。

実績を積んでいけば、より高単価な仕事や長期的な契約を結んでくれる可能性は高いです。
契約を結んだ後も、真摯に仕事をこなしていけば、信頼関係は構築されていきます。
そのため、営業活動を行わなくても、新しい案件を紹介してくれることに繋がるのです。

まずは、実績を積んで信頼関係を築くことが重要でしょう。

プログラミングスクールなどに通って紹介してもらう

もしあなたが営業を行っていて、「自分はまだまだスキル不足だ」と感じたのであれば、プログラミングスクールに通って、スキルアップを狙う事も仕事を獲得するチャンスに繋がります。

プログラミングスクールでは、世の中のニーズに合ったスキルを習得することが可能ですし、スクールのコネクションを利用して新しいクライアントを紹介してもらう事も出来るかもしれません。

確かに、多少の授業料は必要になりますが、営業をせずにクライアントを探す方法の1つとしても十分に視野に入れてもいいでしょう。

まとめ

というわけで、今回はフリーランスエンジニアとして稼ぐにはどうして営業が大切なのか?ということについて、詳しく解説してきました。
会社員エンジニアと違って、フリーランスエンジニアは営業で仕事を探していくしかありません。

今回ご紹介した内容をもとに、あなたもフリーランスエンジニアの営業活動をスムーズに進められてはいかがでしょうか?

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